草花の特徴で覚える【園芸用語ベスト13】ガーデニングをもっと楽しむ!

草花の特徴の園芸用語
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  • 草花の育て方を調べると知らない言葉がたくさん出てきた
  • 良く見かける用語だけどどういう意味?
  • ガーデニング仲間とのお庭談義にもっと花を咲かせたい!

この記事では、こんな疑問も解決!
さらに草花の特徴についても覚えられる園芸用語をまとめました。

ガーデニングをやっていると耳慣れない用語がたくさん出てきますよね。
その中でもガーデニングをより楽しむために、知っておくと良い園芸用語をピックアップしています。

ari

この記事にある用語を覚えれば、初心者から一気に中級者にグレードアップです!

目次

耐暑性(たいしょせい)とは

耐暑性とは暑さに耐えられる性質のことです。
日本の夏はとても厳しい暑さ!

真夏を越せるかどうか、耐暑性の強さチェックするのがポイント。

耐暑性の弱い植物は、鉢植えなら真夏の間は風通しの良い明るい日陰などに移動させてあげることで、厳しい夏を越すことが出来ます。

耐寒性(たいかんせい)とは

耐寒性とは寒さに耐えられる性質のことです。

耐寒性は越冬できるかどうかのチェックポイント。

耐寒性が強い植物は、0度以下に耐えられるので屋外で冬を越すことができます。
逆に耐寒性が弱い植物は、冬の間は鉢を軒下に置いたり、日当たりの良い家の中に入れて冬を越させます。

耐陰性(たいいんせい)とは

耐陰性とは日光が少ない場所でも生育できる性質のことです。

・日陰の場所で育てる場合は耐陰性のある植物が重宝

・耐陰性のあることを「日陰に耐える」と表現することも多い

・日陰の環境が好きな植物もある

ari

耐暑性・耐寒性・耐陰性の強度は苗についているラベルに書いてあることが多いです!是非チェックしてみてくださいね。

半日陰(はんひかげ)とは

半日陰とは一日の半分ほどしか日が当たらないこと。

・午前中のみ日が当たる場所
・午後のみ日が当たる場所

分かりやすく考えると上記のような分け方が出来ます。
とはいえ、場所によっては午前、午後の綺麗な区切りではなく日が当たる時間が限定されているとこともあると思います。

だいたい、4時間以上日が当たる時間帯があれば半日陰として考えて良いかなと思います。

午後の西日は日差しがきついため、午前中のみ日が当たる場所の方が植物を育てやすいです。

明るい日陰とは

木漏れ日

半日陰と同じくらい、「明るい日陰」という言葉にも良く出会います。

・日中明るいが直射日光は入らない
・木漏れ日程度しか日が差さない
・日が入る時間が3~2時間以下


こんな場所が明るい日陰の場所です。

半日陰と明るい日陰の違いは、

直射日光が入るか入らないか、日が入っても時間が4時間以上もない。

こんな考え方でOKです!

直射日光が苦手な植物も多く、そういう植物は半日陰、または明るい日陰で育てます。

原種が林や森のような場所で生育していた植物が半日陰以下の明るい日陰を好みます。

シェードガーデンとは

シェードガーデンとは日陰の庭のこと。

・半日陰の場所でつくる庭
・明るい日陰でつくる庭

上記のような場所でつくる庭のことです。

シェードガーデンでは、耐陰性のある植物を選ぶのがコツ!

ari

葉の色が美しいカラーリーフを活用するととても素敵です。

また、日陰に耐える植物は、可憐で楚々とした雰囲気の草花も多いです。
カラーリーフや、可憐な花が咲くシェードガーデンは、日当たりの良い庭とも一味違った瑞々しくしっとりとした魅力があります。

カラーリーフとは

カラーリーフとは、葉色が美しく、花よりも葉をメインで楽しむ植物のことです。
小さく花は控えめなものが多いです。

また、分類が低木のものでも草花のように扱え、葉色が美しいものはカラーリーフと呼ばれることもあります。

カラーリーフの葉色のバリエーションはとても豊富!

・シルバー
・銅葉
・紫
・赤
・黄色
・オレンジ
・オーレア
・黒

カラーリーフだけでつくる庭や、寄せ植えもしっとりとして素敵です。

シルバーリーフとは

シルバーリーフとは、白みがかった葉の草花のことです。
ほぼ白に近い葉色のものから、グレーっぽくくすんだグリーンの葉色のものまで幅広く差します。

・シロタエギク
・ラムズイヤー
・ラミウム
・ローダンセマム

などなど、魅力的なシルバーリーフがたくさんあります。
シルバーリーフを取り入れると、明るくふんわりと優しい雰囲気をつくることができますよ!

銅葉(どうば)とは

銅葉とは、赤黒い、深く黒に近い紫色、銅のように黒い茶色、このような色みの葉のことです。
銅葉の植物は、カラーリーフのみならず、品種改良された花ものも多くありとても魅力的。

代表的なところは、

・ヒューケラ
・リシマキア・ミッドナイトサン
・銅葉キンギョソウ
・銅葉ダリア

少し珍しい植物も豊富です。
銅葉を取り入れると、お庭や寄せ植えの雰囲気が引き締まり、立体感のある大人っぽい演出ができます。

オーレアとは

オーレアとは、黄金色のこと。

少し聞きなれない言葉ですが、黄金色の葉を生やす植物の名前についていることが多く、
植物を買っているうちに、「〇〇”オーレア”」と名前のつくものを度々見かけるようになると思います。

黄金色といっても、実際の色はいわゆる金色ではなく、蛍光色に近いような明るいライム色の色みです。

・リシマキア・ヌムラリア”オーレア”
・ヒューケラ”ライムリッキー”
・黄金フウチソウ
・メギ”オーレア”

上記のような種類を筆頭に草花から低木まで、オーレアの植物もたくさんあります。
オーレアの植物は、目にも明るい発色で、シェードガーデンに欠かせません。

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カラーリーフはお庭をおしゃれに演出するのにも欠かせない存在!

グランドカバーとは

グランドカバーとは、地面を覆う植物のこと。
グランドカバーに用いられるのは、地面を這って育つ特性をもっている植物が多いです。

グランドカバーは花壇や通路などの植栽の前方に植え、後方の植物の株元のスペースを埋めてくれます。

お庭がない家でも、玄関までの通路に植栽できるスペースがある場合、グランドカバーとなる植物を植栽するととても素敵です。

グランドカバーとして人気のある主な植物は以下。

・リシマキア
・ベロニカ・オックスフォードブルー
・アジュガ
・クリーピングタイム

小花が可愛らしいものや、日陰に耐える植物も多いです。
また、芝生の代わりに使うことも。

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鉢植えでは這う特性を活かして、枝垂れさせる演出をすると素敵です。

花芽(はなめ)とは

花芽とは、成長すると花を咲かせる芽のことです。

ari

蕾とは違います。

主に樹木で使われることが多いです。
同じ芽でも、葉芽(ようが)といって成長すると葉になる芽もあり、区別はとても難しいです。

花芽を切り落としてしまうと、花が咲かなくなってしまいます。

家庭のガーデニングでは花芽と葉芽を区別するよりも、適切な剪定時期を覚えることが大切。

アジサイは8月以降に剪定すると翌年花が咲かないのをご存知ですか?

それは、アジサイの花芽は8月以降に出てくるため、8月以降に剪定すると翌年咲くはずの花芽を切り落としてしまうことになるからです。

わき芽とは

わき芽とは、茎や葉の付け根など節目から出る芽のことです。

わき芽をたくさん出させることで、茎や枝数が増え、
株がこんもりと大きくなり花がたくさん咲くようになります。

わき芽を増やす方法として、摘芯(ピンチ)があります。

摘芯をすると、その下の節目からわき芽が出てきます。

草花の特徴で覚える園芸用語まとめ

園芸用語はそれだけでガイドブックがつくれてしまうほどたくさんあります。

でも、全部を完璧に覚えなくて大丈夫です。
この記事にある園芸用語を覚えておけば十分中級者!

ari

普段のガーデニングではこれくらいで十分なのです。

実際にお世話をするために必要な園芸用語をまとめたこちらの記事も是非ご参照ください。

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