- ガーデニングをしてみたいけれど、お庭がない
- ガーデニングってどんな風に始めればいいの?
- ガーデニング初心者でも育てられる植物ってある?
ガーデニングをしたいけれど庭がない、もしくは忙しくて植物を枯らしてしまいそう、とガーデニングを始めることを諦めている方もいるのではないでしょうか。

大丈夫です!
お庭がなくてもおしゃれなガーデニングは十分楽しめます。
この記事ではお庭がない家でも初心者さんが、ガーデニングを楽しむ方法と始め方をご紹介します。
はじめまして。ariといいます。少しだけ自己紹介。
私はガーデニングにはまって11年。好きが高じて園芸店で4年間勤務していました。
中でも寄せ植えの魅力にはまり、JHBSハンギングバスケットマスターを取得、寄せ植え教室の講師もしていました。
あとはお店でデザイン施工したお客様のお庭のお手入れもさせていただいていました。
私自身は住まいは東京で、憧れの庭付き戸建ての購入は夢のまた夢。
それでも建売住宅の小さな植栽スペースでガーデニングを楽しんでいます。
広い素敵なお庭は憧れるけれど、お庭がなくたって、おしゃれで素敵なガーデニングは楽しめる!
ガーデニングの魅力をもっともっとたくさんの方に知っていただきたい。
これからガーデニングを始められる方、今既に楽しんでいる方と一緒に楽しいガーデニングライフを送れたら嬉しい。そんな想いでブログを立ち上げました。
それでは一緒にガーデニングを楽しみましょう!
ガーデニングとは


お庭がないのにガーデニングが楽しめる?
そんな疑問をお持ちの方へ、まずはガーデニングとは何かというところから。
ガーデニングとは、草木や花、野菜などを育てる園芸や庭造りなどの庭仕事のこと。
庭仕事とは言いますが、お庭がなくたって植物は鉢植えで十分育てられますし、それはもう立派なガーデニングです。
植物によっては、鉢植えの方が上手く育てられるものもたくさんあります。
だからこそ、お庭がなくたって、ビルや建物が立ち並ぶ東京でだってガーデニングは十分楽しめるんです。
窓辺や、ベランダ、玄関前のスペースや駐車場、家周りの通路など、工夫次第でガーデニングが出来る場所はたくさんあります。
あなたが好きな植物をその一鉢に植えた瞬間から、そこはあなたの小さなお庭になります。



それではガーデニングのスタートです!
ガーデニングの2大メリット


ガーデニングを始めると良いことがたくさんあります。植物を育てて見つかる喜びは無限です。
その中でも私の思う大きなメリットは2つ。
- 暮らしが豊かになる
- 心も体も健康になる
それぞれ説明していきますね。
暮らしが豊かになる


植物が日々育っていくのを見守るのは、なんだかわくわくと毎日の楽しみとなります。
そして自分が育てた植物がすくすく育ち、蕾をつけ、やがて美しい花を咲かせた時の感動は植物を育てていないと感じられない特別なものです。
また植物は風景を作ってくれます。
家の周りが植物で飾られた生活はとても豊かなものです。
植物を育てるのに少し慣れてきたら、あなた好みに合わせて植物をコーディネートしてみて下さい。
美しい木や草花があなたの家をおしゃれに演出してくれるのもガーデニングの楽しみの一つです。
心も体も健康に


植物を育てると自然と健康的な生活を送ることができるのもガーデニングの魅力です。
- 自然と体を動かすので適度な運動になる
- 植物に触れると気持ちがリフレッシュする
水やりをするために、朝日に当たりながら体を動かすのはとても気持ちが良いです。
植物を植えたり、手入れをするにも意外と体を使います。
外で運動するのはちょっと苦手という方も、植物を育てる楽しみにはまったら、きっと思わず庭仕事に没頭してたくさん動いていた!なんていうこともあると思います。
植物に触れ、外に出て庭仕事に没頭すると日々の雑念を忘れて心身ともにリフレッシュ。
ストレス解消にもなります。
ガーデニングは日々の暮らしを豊かに、健康にしてくれるのです。
初心者こそ庭なしガーデンがおすすめ


- ガーデニングがしてみたいけれど、マンションやアパートで庭がない
- 建売で庭がついていない
- 忙しくて植物のお世話が出来なそう



そんな風にガーデニングを諦めている方も、がっかりしないでくださいね。お庭がなくてもガーデニングは十分楽しめます。
初心者さんや、忙しい方にこそ庭なしガーデンがおすすめです!
何故なら、庭なしガーデンはガーデニングにかかる手間が少しで済み、気楽に始められるからです。
ガーデニングはとても楽しいものですが、植物は生き物なので最低限のお世話をしてあげなくてはいけません。
病気や害虫、雑草取りと植物を育てるのに避けては通れない天敵や、かかる手間もあります。
大きな庭であればあるほど手間にかかる時間も増えますが、庭なしガーデニングは小さなお庭の作業のため、それらの負担も小さく済むのです。
だからこそ、初心者さんこそ庭なしガーデニングはとってもおすすめ!
忙しい方も安心して始められますよ♪
そして、お庭がなくてもガーデニングを楽しめる方法はたくさんあります。
それぞれご紹介します。
庭のないガーデンとは


庭らしい庭が家になくても植物を一鉢でも育てていれば、それは立派なガーデニング。
小さなお庭、「庭なしガーデン」です。
では、庭なしガーデンではどんな風にガーデニングを楽しめるのか、具体的にご紹介していきます。
コンテナガーデンとは


庭なしガーデンを一般的な園芸用語に置き換えると「コンテナガーデン」が代表格になると思います。
コンテナとは植物を育てるための容器のこと。「鉢」や「プランター」の総称です。
コンテナガーデンは、コンテナに植物を植え、ベランダや玄関前を飾ったり、1つのコンテナに植物を複数植える寄せ植えをしたりして鉢植え栽培でお庭を造ります。
コンテナは、鉢やプランターだけではありません。
土と植物が入れば何でもコンテナになります。
バスケットや、ブリキ缶、ガラス容器と、工夫次第であなた好みのコンテナを作ることもできます。
植物とコンテナの組み合わせを考えたり、それら複数をコーディネートして、植物を置く空間をおしゃれに飾って楽しむのもコンテナガーデンの魅力です。



この容器にはどんな植物を植えようかな、どこに飾ろうかなと考えるだけでなんだかワクワクしてきますね!
ベランダでガーデニングを楽しむ


- マンションやアパートでお庭がない
- 都心だと戸建てでも庭はない
- でもベランダならスペースがある
そんなおうちでは、ベランダガーデニングに挑戦してみては。
工夫次第でベランダが小さなお庭の空間になります。
ベランダガーデニングをするメリットは何と言っても、自分や家族だけの緑のある癒しの空間が持てること。
誰にも邪魔されない、お気に入りのベランダガーデンは特別な場所になるでしょう。
玄関でガーデニングを楽しむ


戸建てでも、都心だとお庭がないという家も多いと思います。



我が家も庭なしの建売住宅です。
それでも玄関前には小さくても植物を植栽出来るスペースは意外とあるものです。
例えば建売戸建てでも、玄関前にちょっとした植栽スペースが恐らくあるはずです。
(きっと最初から何かしら植物が植わっていたりすると思います。)
植栽スペースがなくても、鉢を置く場所がありませんか?
玄関前でのガーデニングのメリットは、通りがかりの人に見てもらえること。
一生懸命育てた植物が花開いた時、きっと誰かに見てもらいたいと思うことと思います。
玄関前なら、自然と道行く人に見てもらうことができて、そこからご近所の方と交流が生まれたりすることも。
家の前を植物でおしゃれに囲む暮らしは、なんだか夢がありますよね。
寄せ植えを楽しむ


ベランダでも、玄関前でも、寄せ植えをするとガーデニングの楽しみがグッと増します。
寄せ植えとは、一つの鉢や容器に、複数の植物を植えてアレンジメントするガーデニングです。
一つの鉢に複数の植物を植えるというのは、そこに一つの小さな小さなお庭を作ることです。
寄せ植えは、ちょっとしたテクニックが必要ですが、コツが分かれば初心者さんも手軽に楽しめるガーデニングです。
植栽スペースがなかったり、鉢を置く場所も限られているという方は、一鉢で複数の植物を育てることが出来る寄せ植えを是非おすすめします。
庭なしガーデンのメリット・デメリット
庭なしガーデンのメリット
庭なしガーデンの大きなメリットは二つ。
- 庭のメンテナンスが楽
- 鉢植えは簡単に移動ができる
庭のメンテナンスが少しで済む
ガーデニングで必要な作業は意外とたくさんあります。
水やり、枯れ葉の掃除、花がら摘みに雑草取り、病害虫の対策。それはいわゆるお庭であっても、庭なしガーデンでも変わりません。
でも、庭なしガーデンなら、その範囲が圧倒的に少なく済むので、気楽にガーデニングを楽しめます。
特に、雑草取りが少なく済むことは最大のメリットと言っても過言ではありません。
生命力の強い雑草との闘いは正にいたちごっこ。
広いお庭であればあるほど、雑草取りとの戦いは大きな負担になりますが、それが極少なく済むのは庭なしガーデンの大きなメリットであり続けやすいポイントなのです。



雑草取りの手間が少なくて良いのは、庭なしガーデンの最大のメリットかも!
鉢植えは簡単に移動ができる


コンテナガーデンであれば、鉢を簡単に移動出来ることもメリットです。
地植えした植物はなかなか移動させられないことが多いですが、鉢植えであれば気軽に移動ができます。
植えてみたけれど、その植物には置いた環境が合わなかったかな?と思ったときに別の場所に移動させてみることも簡単です。
また、気分や風景を変えてみたい時にも気楽に配置替えをして楽しむことも出来ます。
庭なしガーデンのデメリット
庭なしガーデンのデメリットは大きく二つ。
- 植物が限定されやすい
- 鉢植えは水やりが必須
植物が限定されやすい
植えられる植物が限定されやすいことは残念ながら庭なしガーデンの最大のデメリット。
例えば、大木になる木は鉢植えに向かないものも多くあります。
また、都心の家ではスペースに限られていることも多いため、たくさんの種類の植物を育てたくても数を抑えなくてはいけないこともあります。
でも、だからこそ日々のお世話の手間やメンテナンスが少なく済みますし、お気に入りの厳選した植物をしっかりお世話してあげることが出来ます。
鉢植えは水やりが必須


鉢植えは地植えと違い、限られた環境での栽培です。
水は鉢底から外へ流れ出ていきますし、鉢の中の土が乾いてしまったら植物の根にとって必要不可欠な水分がなくなってしまっている状態です。
そのため、どうしても鉢植えは水やりが必須になります。
水やりだけは頑張っていただきたいところです。
ただ、植物によって水が大好きな植物もあれば、乾いた環境が好きな植物もあります。
湿気の多い日本の気候や土壌ではうまく育たないものも数多くあります。
その点、鉢植えであれば水加減を調整できるので、日本に自生しない珍しい植物でも育てられるというメリットもあります。
水やりは必須ですが、水やりのコツをつかめば上手に植物を育てられるようになります。
また、水やりの時間は植物の様子を観察できたり、水やりの後は植物がいきいきと瑞々しい姿になるのを感じられる案外楽しく気持ち良いものなのです。



少しだけ手間ではありますが、水やりはガーデニングの楽しみでもあるんですよ。


植物を育てるために大切な4つの要素
植物を育てるのにはコツがいります。
また、それぞの植物が好む環境があるのため、その植物の特性を学ぶ必要があります。
でも、どんな植物にも共通して必要なものがあります。
それが以下の4つ。
- 日光
- 土
- 水
- 風
植物によって、それぞれの適切な量はありますが、この4要素は絶対に必要です。
育てている植物がなんだか元気がないなと思ったら、この4要素が植物にとって適切か確認してみてください。
特に「風」は見落としがち。
ほとんどの植物は風通しの良い場所を好みます。
環境を変えるだけで、ぐっと元気になることもしばしばです。
是非確認してみてくださいね。
>>初心者さんにこれだけは知って欲しい!【植物の上手な育て方4つのコツ】はこちら


初心者さんにおすすめ!植物の選び方


ガーデニングを始めたいなと思ったら、何を育てようか考えますよね。
私のおすすめは、あなたが育ててみたい!と思ったものからまずは育ててみることです。
花屋さんや園芸店、ホームセンターで出会って一目ぼれしてしまったら、それは植物からの「お持ち帰りしてください」のサイン。
好きな植物なら、その植物の特性を調べたりすることも、日々のお世話もきっと楽しくできますよね。
あまり難しく考えず、まずは手に取って始めてみて欲しいなと思います。
そこから、きっと素敵なガーデニングライフが始まります。
とはいえ、本当に初めてだと何を育ててよいか迷ってしまうことも。
そんな方へ、初心者さんに自信をもっておすすめの植物を四季ごとにまとめた、こちらの記事をご参照ください!


これさえあれば始められる!ガーデニングに最低限必要な道具


ガーデニング作業は道具が命!と言っても過言ではありません。
ガーデニングを快適に効率よく行うために便利な道具は必須です。
園芸道具は様々なデザインのものがあり、おしゃれなガーデニングライフを送る楽しみの一つでもあります。
その中でも、これからご紹介する道具がないことにはガーデニングが始まりませんので、是非揃えましょう。
スコップ


植物を植える時に必ず必要なのがスコップ。
- 植物を植える時
- 鉢に土を入れる時
- 植え替えをする時
- 土を掘ったり移植する時
様々な作業シーンでスコップは必ずに必要になります。
スコップも用途によって色々な種類があります。
使い分けるとより便利に快適に作業が出来るようになるので、必要な場面に合わせて少しずつ揃えていきましょう。
ジョウロ


ジョウロは水やりをする時の必需品です。
水やりは植物を育てるのにとても重要なもの。
しっかり水やりが出来るジョウロを選びましょう。
また、お庭に置いておくものでもあるので好きなデザインのジョウロを持っていると、お庭もおしゃれに、日々の水やりも楽しく出来ますよ!
ハサミ
植物の剪定や、切り戻しなど、植物のメンテナンスに必須なのがハサミ。
不衛生なハサミで植物を傷めてしまうと病気のもとになることもあります。
切れ味の良い専用の園芸バサミを用意しましょう。
鉢


庭なしガーデンの必須アイテムがコンテナ、鉢です。
鉢選びはガーデニングの楽しみの一つ。
私個人的には、この鉢選びは植物選びと同じくらいこだわっていただきたいところです。
鉢が変わるだけで、良くみかける植物がぐっとおしゃれに、格好よく、魅力が倍増します。
容器は色々なテイストがあるので、家の雰囲気や、造りたいお庭の雰囲気に合わせて選んでみてください。



鉢選びにこだわると、ワンランク上のおしゃれなガーデニングを楽しめますよ。
どうしたらおしゃれな雰囲気になるかな?と思ったら鉢を変えてみるのはおすすめです。
庭のない家でガーデニングをするために揃えるべき道具についての記事では更に詳しく解説していますので、よろしければご覧ください。


失敗しない土の選び方


植物を健やかに育てる要は「土」の質です。
土は植物にとって住まいのようなもの。
衛生的で水や養分、空気を含んだ土の中で、植物は根を張ります。
健康的な根を生育することで、茎や葉も美しく元気に育っていくことができるのです。
初心者には培養土がおすすめ!
ホームセンターやネットでも様々な土が売られていますが、初心者さんなら培養土が圧倒的におすすめです。
培養土は植物に必要なものがバランス良く調合されているので、一般的な草花を育てるのであれば培養土で十分です。
ただし、培養土の質は値段と比例するので、安いからと安易に選ばない方が良いですよ。
それぞれの植物にあった培養土も販売されているので、植物が増えてきたら使い分けるのもおすすめです。
また、出来るだけ軽い土を選ぶことも大事です。
持ち運びをする際、土が軽い方が負担も少ないですし、特にベランダガーデンでは、何かと軽量にしたいもの。
品質に責任をもったメーカーのもので、軽い培養土を選びましょう。
ガーデニングで最初に揃えておきたい肥料
培養土で植物を植えた場合、元となる肥料(元肥)が混ざっている場合はすぐには必要になりませんが、必要になる時が来るので、植物を購入する際一緒に揃えておきましょう。
肥料には固形肥料と液体肥料があります。
個人的には固形肥料があれば十分なことが多いです。
後から土の表面に置いて、少しずつ溶け出し肥料となる追肥用の固形肥料が、手間もかからずおすすめです。
ペチュニア・ビオラなどの次々と花をたくさんつける植物には液体肥料がおすすめ。
ただ、肥料のやりすぎには注意が必要です。過剰な肥料は植物にとって逆に毒になるんです。
人間もカロリーの高いものばかり食べていると病気になってしまいますよね。
それと同じようなイメージです。
最悪は肥料過多が原因で枯れてしまうこともあるので、容量をよく読んで与えることがポイントです。



でも厳密になりすぎなくても大丈夫!
ガーデニングで最初に覚えておきたい園芸用語
植物の育て方を調べていると、色々な園芸用語に出会います。
植物を丈夫にうまく育てるための作業や、知識に欠かせない園芸用語を知っておくと、ガーデニングの楽しさも深まります。
その中でも、初心者さんが最初に覚えておくと便利な園芸用語をピックアップしました。
花柄摘み
咲き終わった花を「花がら」と呼びます。
この花がらを摘み取ることを「花がら摘み」といいます。
花が咲き終わるとやがて種をつけますが、種を付けるために植物はエネルギーをたくさん使います。
花がらを摘むことで、次の花を咲かせやすくすることが出来ます。
花をたくさん咲かせるために花がら摘みはとても大事な作業です。
摘心(ピンチ)
植物の先端の芽を摘み取ること。
芽を摘み取るとその下からわき芽が出て、茎や枝数を増やすことができ、花をたくさん咲かせることができます。
茎が増えることで、こんもりとした綺麗な株に仕立てられます。
切り戻し
大きく育つにつれ形が乱れたり、花数が減ってきた草花の枝を切ること。
葉が込み合った茎や枝を切ることで、風通しも良くなり、切ったところから新しい芽が伸びて株がリフレッシュされます。
開花する時期が長い花の株を美しく保つには、切り戻し作業が大切です。
剪定
剪定は樹木の幹や枝を切って形を整えたり、高さを調整することです。
見た目だけでなく、剪定をすることで風通しが良くなり病気を防ぐことができたり、花や実をつけやすくすることができます。
樹木の種類や目的によって剪定方法は様々です。
ウォータースペース


鉢植えの水やりの時に、水を一時的にためるためのスペースのこと。
一般的な鉢植えの場合、このウォータースペースを適切な深さで作ることが大切です。
鉢やプランターの縁から土の表面まで3~5cmくらい開けておきましょう。
土を鉢の縁ぎりぎりまで入れてしまうと、水やりの際に土があふれて外にこぼれていってしまいます。
また、ウォータースペースが深すぎると、根本の風通しが悪くなり蒸れてしまう原因になるので、適切な深さのウォータースペースを作ってあげましょう。
耐寒性(たいかんせい)
寒さに耐えられる性質のことです。
販売されている植物にはラベルがついていることが多いですが、耐寒性がどれくらいあるかを必ずチェックしてみてください。
耐寒性が強い植物は、0度以下に耐えられるので屋外で冬を越すことができます。
逆に耐寒性が弱い植物は、冬の間は鉢を軒下や日当たりの良い家の中に入れて冬を越させます。
耐暑性(たいしょせい)
暑さに耐えられる性質のことです。
近頃の日本の夏はとても厳しい暑さになります。
真夏にガーデニングを楽しむには、耐暑性の強い植物かどうかチェックするのがポイントです。
耐暑性の弱い植物は、鉢植えなら真夏の間は風通しの良い明るい日陰などに移動させてあげることで、厳しい夏を越すことが出来ます。
耐陰性(たいいんせい)


日光が少ない場所でも生育できる性質のことです。
植物にとって日光は欠かせないものですが、日陰が好きな植物も多く魅力的なものがたくさんあります。
日陰の庭を指す、シェードガーデンという言葉もあるくらい、耐陰性の植物を集めた庭はとても素敵なものです。
スペースはあるけれど日陰ばかりで…と諦めていた方も、シェードガーデンを造ってみるのがおすすめです。
ちなみに私は葉もの(カラーリーフ)が大好きなので、艶やかなシェードガーデンに憧れます。



他にも園芸用語はたくさん!
もう少し本格的に園芸用語を知りたいという方は、下記の記事も合わせてどうぞ!
>>作業で使う園芸用語の記事




まずはひと鉢からスタート!


ここまで色々なことを書きましたが、もしあなたがガーデニングを始めてみたいなと少しでも思っているなら、あまり小難しいことは考えず、まずはひと鉢からスタートしてみてください。
ホームセンターや、園芸店、花屋さん、ネットなど、好みの植物を見つけたら手に取って、まずは是非植えてみてくださいね。
もし初めて育てた植物が上手くいかずに枯れてしまっても大丈夫。
何が悪かったかな?と調べながら次に活かせばOKです。
それを繰り返していくと、きっと自分だけの素敵な庭が出来てきますよ。



是非、一緒にガーデニングを楽しみましょう!
初めての鉢植えをやってみようという方は、植え替え方法を徹底解説したこちらの記事を是非ご参照ください。

